建物調査(インスペクション)Inspection
インスペクションとは
「インスペクション(建物状況調査)」とは、売買しようとする中古住宅について、蟻害や腐朽・腐食等の経年劣化により構造安全性や雨漏り等に対する防水性が損なわれていないか、現況調査を行うものです。また、調査結果は、将来的な維持管理の為の情報としてもご活用いただけます。
建物調査のメリット
売主の場合
- 引越し後のトラブル回避
- 競合物件との差別化
買主の場合
- より安心して購入の判断ができる
- メンテナンスの見通しが立てやすい
木造建物住宅の場合
調査部位
木造住宅のうち構造耐力主要な部分に係る調査
- 基礎(立ち上がり部分を含む)
- 土台及び床組み
- 床
- 柱及び梁
- 外壁及び軒裏
- バルコニー(対象住宅が共同住宅等の場合/バルコニー及び共用廊下)
- 内壁
- 天井
- 小屋組(下層部分を含む)
木造住宅のうち雨水の侵入を防止する部分に係る調査
- 外壁(開口部を含む)
- 軒裏
- バルコニー(対象住宅が共同住宅等の場合/バルコニー及び共用廊下)
- 内壁
- 天井
- 小屋組
- 屋根
上記部位の劣化事象やひび割れ・欠損、レベル(垂直・水平)等を目視や計測によって調査します(約2~3時間)。